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今回のテーマ色は、「きみどり(黄緑)」色。
新緑の季節である5月に楽しむにはぴったりの色です。黄色と緑の組み合わせでできた色で、植物が芽吹くような明るくて爽やかな印象を与えます。
入園、入学、新学期や新生活などチャレンジの多い春を応援してくれる色です。
緑色の色素は、葉緑素(クロロフィル)と呼ばれる栄養素です。葉緑素は、植物が光合成を行うために欠かすことができません。太陽光を利用して二酸化炭素と水を光合成によってエネルギーに変える重要な役割を果たします。主な効能としては、増血作用や抗菌作用が挙げられます。
青梅清水農園の「のらぼう菜」の 菜の花。
今回使用したのは、東京都青梅市にある清水農園の「のらぼう菜」の菜の花。
こだわりの農法でファンも多く、野菜一つ一つに丁寧な説明書きが添えられています。
“江戸東京野菜”の一つでもある「のらぼう菜」は、苦味が少なく甘みがあり、子どもでも食べやすいのが特徴です。
栄養価が高い野菜でもあり、生命力の強さと豊富な栄養素で大飢饉を救ったとも言われています。
多様な調理法で楽しむことができ、サラダにしたり、炒め物やスープに加えたり、おひたしや煮物にしても美味しく、料理のバリエーションが広がります。
【レシピ】菜の花のお米ポタージュ
「のらぼう菜」の菜の花をたっぷりと使った、離乳食としても楽しめるポタージュをご紹介します。
シンプルな材料で作れて、塩加減を変えるだけで大人も赤ちゃんも一緒に楽しめますので、ぜひ作ってみてくださいね。
※今回は「のらぼう菜」を使いましたが、他の菜の花でもOKです。
材料
・菜の花 100g
・ごはん 60g
・水 100ml
・無調整豆乳 150ml
・塩 小さじ1/2〜
・オリーブオイル 大さじ1
作り方
① 菜の花は、1.5cm幅程度に細かく刻む。鍋にオリーブオイル、つぼみ部分以外の菜の花、塩ひとつまみ(分量外)を入れて炒める。
② 色が鮮やかになったら、少量の水とつぼみ部分を入れてフタをし、弱火で3分加熱する。
③ 2〜3個のつぼみを飾り用として取り出したら、ごはんと水100mlを加えて火加減を中火に戻し、煮たったら火を止める。
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管理栄養士
今村 結衣/IMAMURA YUI
管理栄養士、お野菜料理家。二児の母。
カット野菜工場など青果物流通業の会社員を経て、野菜の切り方教室や記事執筆、野菜染めグッズ販売など野菜に関する分野を中心に活動。
野菜を美味しく食べることが生きがいで、素材の味を生かしたレシピ作りが得意。
Instagram【 #やさあいレシピ 】で200レシピ以上公開中。
▼ https://www.instagram.com/ponsan.68/