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食育に関するの基本的な考え方や
知ってほしいQ&Aをクイズ形式でまとめました。
ぜひ皆さんでチャレンジしてみてください!
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食事をする時、「よくかんで食べましょう」と言うのはなぜでしょう?
- ① たくさんかむことで、歯を強くするため
- ② よくかむことで、消化が始まる準備運動になるため
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正解
②の消化が始まる準備運動になるためです。
口の中に食物が入ると各臓器の消化液の分泌が始まります。
長時間かむことで、消化のウォーミングアップをしています。
果物は、朝または夜、いつ食べるのがよいでしょう?
- ① 朝
- ② 夜
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正解
①朝です。
果物に含まれる糖質はエネルギーに変わりやすく、朝は消化器官の働きが鈍いので、朝食に向いていると言われています。
糖質は脳に必要なエネルギーでもあり、1日のスタートにピッタリです。
シイタケの軸は食べることができる?
- ① できる
- ② できない
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正解
①食べることができます。
軸の部分には旨味がたっぷり詰まっている上、栄養もたっぷり含んでいます。
「石突き」と呼ばれる軸の根元の黒い部分は、硬くて食べることができないので切り落としますが、軸は手でほぐしたり細切りにして、きんぴらや味噌汁の具などに合います。今まで捨ててしまうことが多かった部分も、食べることでゴミを減らすことにもつながりますね。
家庭菜園でも人気のニラ、根元はどれくらい切り落とす?
- ① 根元を大きく
- ② 根元を少しだけ
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正解
②根元を少しだけ切るのがおすすめです。
根元は味と香りが一番強い部分で、葉よりも栄養が豊富にあり、おいしいです。
食べることができる部分を捨ててしまうと、「食品ロス」にもなってしまうので、野菜を切る時に少し意識をしてみよう。
ピーマンの種やワタは食べることができる?
- ① できる
- ② できない
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正解
①食べることができます。
種やワタには多くの栄養が含まれています。種やワタも一緒に食べることで、栄養も摂り、ゴミを減らすこともできます。
最近少し太ってきたのでダイエットをしようと考えています。次のどちらが太りにくい食事の方法でしょう?
- ① 朝ごはんと昼ごはんを一度にとる
- ② 朝ごはんも昼ごはんもしっかり食べる
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正解
②朝ごはんも昼ごはんもしっかり食べる方が、①に比べ太りにくい体になります。
食事と食事の間の時間が長くなると、体はエネルギー不足と感じ、次の食事でできるだけ多くの糖質を吸収し、できるだけ蓄積しようとするので、太りやすい体になります。1日3回規則正しく食べるようにしましょう。
「健康のため1日に200g以上の果物を食べましょう」ということを農林水産省が推進していますが、200gは具体的にどれくらいになるでしょうか?
- ① みかん 3個
- ② りんご 1個
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正解
②のりんご1個が目安です。
みかんであれば2個、梨であれば1個、柿ならば2個が目安です。1度ではなかなか食べきれない量だと思いますので、数回に分けて食べるのがおすすめです。
1日の野菜平均摂取量の目標値は何gでしょう?
- ① 350g
- ② 500g
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正解
① 350gです。
推奨されている成人1日あたりの野菜摂取量は350gです。
これは生活習慣病などを予防し、健康な生活をするための目標値の一つになっています。350gの目安は、小鉢1皿で野菜が約70gなので、1日5皿が目標です。
野菜は加熱してカサを小さくしたり、お味噌汁などに入れる(豚汁をイメージ)と比較的たくさん食べることができますよ。
100g中のカルシウムが一番多い野菜はどちらでしょう?
- ① ほうれん草
- ② 小松菜
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正解
②小松菜です。
ほうれん草は49㎎、小松菜は170㎎もあります。
小松菜は全国で生産されていますが、東京の生産量は全国トップクラス。
中でも江戸川区は東京都の生産量の4割を占めています。
大量の二酸化炭素が排出されないために、どうすればよいでしょうか?
- ① ゴミの量を増やす
- ② ゴミの量を減らす
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正解
②ゴミの量を減らすです。
「食材を使い切る」「食材を食べ切る」「食品ロスをなくす」ことを心がけましょう。野菜の皮や種、葉、ヘタの部分なども食べると、食品ロスを減らすことができます。
まずは家庭からできる事をやっていきましょう。
東京都で最も産出額が大きい野菜はどちらでしょう?
- ① トマト
- ② キャベツ
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正解
①トマトです。
野菜産出額が一番大きいのはトマトで、八王子市や町田市、小笠原村などで消費者の嗜好にあわせた数多くの品種が栽培されています。
ちなみに作付面積が一番大きいのは、コマツナです。
「地産地消」は消費者にとっては新鮮な食材が手に入りやすいというメリットがありますが、他にも地球環境を考える上で、大きなメリットがあります。それは何でしょう?
- ① 地球上の酸素量を増やすことができる
- ② 二酸化炭素量を減少させることができる
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正解
②二酸化炭素量を減少させることができるです。
例えば遠く外国で生産された野菜を輸入する場合、遠くから運ぶので多くの燃料が必要となり、二酸化炭素を多く排出することにつながります。
地元で生産されたものを地元で消費すれば、輸送距離は短いので二酸化炭素の排出を抑えることにつながります。
次のうちSDGsの17のゴールに含まれているのはどちらでしょうか?
- ① つくる責任、つかう責任
- ② 絶滅危惧種を守ろう
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正解
① つくる責任、つかう責任です。
世界には飢えに苦しむ国や地域がありますが、日本ではたくさんの食品が食べられずに捨てられる「食品ロス」が問題になっています。食べ残しや、賞味期限切れなどまだ食べることができるのに大量に捨てられています。「責任ある生産と消費」を行うことでゴミを減らし、資源を活かすことにつながります。
食材を買い過ぎず、買った食材は使い切る、食べきることが大事です。
リデュース → リユース → リサイクルにも心がけましょう。
なお、②のゴールはありませんが、類似のものとして、「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさを守ろう」というゴールはあります。
東京都の食品ロスは年間何トンでしょうか?
- ① 年間15万トン
- ② 年間51万トン
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正解
②約51万トン(2017年度推計)です。
事業系が約38.5万トン、家庭系が約12.5万トンとなっています。
日本での食品ロスの量は年間612万トンです(2017年度推計)。612万トンは東京ドーム5杯分とほぼ同じ量です。 ※東京ドームの体積:約124万㎥
買いすぎ、作りすぎ、食べ残し等、個人レベルでできる食品ロスを発生させない取組みを広げていきましょう。
栄養成分表示で必ず表示しなければならないものはどちらでしょうか?
- ① 糖質
- ② ナトリウム
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正解
②ナトリウムです。
熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム(食塩相当量で表示)は、必ず表示しなければなりません。この5つの基本項目は、生活習慣病予防や健康の維持・増進に深く関わる重要な成分です。
※2020年4月1日から新たな食品表示制度が完全施行となり、栄養成分表示が義務化されました。