ブロッコリーが大好きです。寒くなってくると、蕾がきゅっとしまっていて、少し紫がかったブロッコリーが出回りはじめます。私はまずグリルにして、その次にお味噌汁。歯ごたえを生かして炒めるのもおいしいし、クタクタにオイル煮にするのもおいしいです。フライも最高。そんなふうにいろいろな食感を楽しめる野菜は、そう多くありません。
今日は私の好きな炊きこみごはんを紹介します。ブロッコリーを大きめの房のままごろっと炊きこむことで、ほくほくとした楽しい食感になりますよ。鮭を合わせましたが、ちりめんじゃこなどでもおいしいです。よく知った野菜の新しい魅力、ぜひ楽しんでみてください。
材料(作りやすい量)
・秋鮭 大1切れ(120g)
・ブロッコリー 1/3個程度(150g)
・米 2合
・酒 大さじ1.5
・みりん 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1/2
・塩 小さじ1/3
作り方
① 秋鮭は骨を抜いて、塩(分量外)をきつめに振ってなじませる。
② 米を研いで、ざるにあげておく。ブロッコリーは大きめの房にわける。
③ 土鍋に米、水360㏄程度、調味料、鮭とブロッコリーを入れ、蓋をして強火にかける。沸騰したら弱火にして12分程度加熱し、最後に30秒から1分ほど火を強め、おかきのような香ばしい香りがしたら火を止める。
④ 10分ほど蒸らしたら、鮭の皮と骨を取ってほぐし、混ぜ合わせる。お好みで薬味を添えて召し上がれ。
POINT
▪ブロッコリーは、細かくせずに大きめの房のまま炊きこむことで楽しい食感になります。
▪土鍋で炊くとおいしいですが、炊飯器でもOKです。鮭のかわりにちりめんいりこなどでも。
使用した東京産食材
・ブロッコリー 生産者:小金井市 大澤農園さん
[購入場所] JA東京むさし 小金井ファーマーズマーケット
▼ https://www.jatm.or.jp/economy/koganei.php
・キッコーゴ丸大豆醬油 生産者:あきる野市 近藤醸造株式会社
▼ https://tokyogrown.jp/specialities/detail?id=571441
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料理家 エッセイスト
藤原 奈緒/NAO FUJIWARA
Cooking heals yourself. “料理は自分の手で自分を幸せにできるツール”という考えのもと、商品開発やディレクション、レシピ提案、教室などを手がける。
東京・小金井市で「あたらしい日常料理 ふじわら」という
家庭のための調味料のブランドを主宰。
共著に「機嫌よくいられる台所」(家の光協会)がある。
https://nichijyoryori.com/
https://www.instagram.com/nichijyoryori_fujiwara
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ふじわらのおいしいびん詰めは、オンラインストアと実店舗・全国の取扱店にて販売中。
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